主任研究員(NY駐在)

鈴木 利光

Toshimitsu SUZUKI

金融規制の国際的な動向と、それが本邦のステークホルダーにもたらす影響に関心をもっている。
金融制度、会計、金商法と、幅広く調査をすることで、何らかの形で、本邦のステークホルダーの規制対応に資する研究を残したい。

  • 金融制度

ニューヨークリサーチセンター

  • 2007年5月

    大和総研入社、会計制度を担当

  • 2010年2月~2012年7月

    ロンドンに駐在し、欧州および英国の金融制度の動向を担当

  • 2012年7月~2017年6月

    邦銀のバーゼルⅢ対応、大口信用供与等規制、証拠金規制等を担当

  • 2017年7月~2019年6月

    金融庁監督局総務課健全性基準室(兼金融研究センター)に出向し、バーゼル規制、FSBレポ規制、証拠金規制等の国内実施に従事。
    また、2019年6月には、金融庁金融研究センターの研究官として、バーゼル規制の国内実施に関するディスカッション・ペーパーを作成、公表

  • 2019年7月~2023年7月

    日欧の金融制度、会計、金商法を担当

  • 2023年10月~

    ニューヨークに駐在し、米国の金融制度を担当

  • 現在に至る

  • 『なるほど金融 バーゼルⅢの初歩Q&A(Kindle版)』大和総研調査本部、2015年8月
  • 『バーゼル規制とその実務』金融財政事情研究会、2014年2月、共著
  • 「SFDR、ESMA版“Names Rule”(案)とレベル2開示実例」(『月間資本市場』資本市場研究会、2023年5月)
  • 「EUにおける運用商品向けの『グリーンウォッシング』対策」(『月間資本市場』資本市場研究会、2022年11月)
  • 「欧州のウオッシュ規制を知る 新たな標準で世界は競う」(『日経ESG』日経BP、2022年10月)
  • 「ステーブルコイン規制の青写真としてのEU法案」(『月間資本市場』資本市場研究会、2022年1月)
  • 「暗号資産を巡る EU の規制動向~ステーブルコインの潜在的なシステミック・リスクに着目~」(『企業法制の将来展望 ̶ 資本市場制度の改革への提言̶ 2022年度版』資本市場研究会、2021年12月)
  • 「SFDR(EU資産運用会社等のサステナビリティ開示規制)、日本企業であっても無視できない?」(『月間資本市場』資本市場研究会、2021年7月)
  • 「COVID-19、「リサーチ・アンバンドリング」の緩和へ?」(『月間資本市場』資本市場研究会、2021年1月)
  • 「EU のサステナブル・ファイナンスを巡る規制動向~ EU タクソノミー、SFDR、NFRD を中心に~」(『企業法制の将来展望 ̶ 資本市場制度の改革への提言̶ 2021年度版』資本市場研究会、2020年12月)
  • 「地域金融機関の収益改善に求められるリスクアペタイト・フレームワークの先進事例の考察」(『銀行実務』銀行研修社、2020年5月)
  • 「レバレッジ比率考~国内基準行への適用の是非~」(金融庁金融研究センター、ディスカッション・ペーパー、DP2019-1、2019年6月)
  • 「EU金融取引税(FTT)、注目は欧州委提案の代替案へ」(『月刊資本市場』資本市場研究会、2012年4月)
  • 「欧州CRA、『ソブリン格付のサスペンション』が最大のテーマに」(『月刊資本市場』資本市場研究会、2012年3月)
  • 「金融安定理事会(FSB)、『シャドーバンキングシステム』に着手」(『月刊資本市場』資本市場研究会、2011年7月)
  • 「清算集中を中心とするCDS規制~欧米の動向と日本への示唆~」(『DIR Market Bulletin』大和総研、2010年7月)
  • 「清算集中を中心とするデリバティブ規制の動向」(『週刊金融財政事情 2010年6月7日号』金融財政事情研究会)
  • 「会計変更・誤謬訂正 基準の影響と対応『米国上場企業の開示例で検証 財務諸表利用者への影響と考え方』」(『旬刊経理情報 2010年2月1日号』中央経済社)
  • 「金商法・会社法に基づく財務諸表等の作成・開示に係る課題と論点の整理」(『月刊資本市場』資本市場研究会、2010年1月)
  • 「投資家は要注意!『国際会計基準』導入へ 持ち合い株解消で需給悪化の可能性も」(『エコノミスト10月増刊 投資の達人』毎日新聞社、2009年10月)
  • 「金融機関における有価証券の減損基準」(『週刊経営財務』税務研究会、2009年7月13日)