関連会社の会計方針の統一、公開草案の公表を間近に

関連会社の会計方針、「統一が望ましい」から「原則として統一」へ

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2007年10月31日

  • ニューヨークリサーチセンター 主任研究員(NY駐在) 鈴木 利光

サマリー

◆企業会計基準委員会は現在、「実務対応専門委員会」にて、「関連会社の会計方針の統一」について検討している。

◆企業会計基準委員会は、連結財務諸表上、関連会社の会計処理の原則及び手続を、投資会社のそれと「原則として統一することが望ましい」としている現行の取扱いを、「原則として統一する」ものとして整理すべく検討している。

◆具体的には、持分法に関する新たな会計基準、及び実務負担を考慮した取扱い等を定めた実務対応報告を作成する予定であり、これら会計基準等の適用時期を2010年4月以後開始する連結年度とする方向で検討している。

◆2007年中に上記会計基準等の公開草案が公表され、意見募集の後、2008年初頭に正式公表となる見込みである。

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