棚卸資産の評価方法(後入先出法の取扱い)

ASBJ、後入先出法の取扱いの検討へ(コンバージェンス)

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2007年12月11日

  • ニューヨークリサーチセンター 主任研究員(NY駐在) 鈴木 利光

サマリー

◆ 企業会計基準委員会は、第140回企業会計基準委員会(2007年11月8日開催)にて、「棚卸資産の評価方法(後入先出法の取扱い)」の検討を開始する旨協議した。

◆ 具体的には、ASBJは、国際会計基準とのコンバージェンス等の観点から、棚卸資産の評価方法として、後入先出法の採用を廃止すべきかどうかについて検討する。

◆ 本稿では、この件に関連する概念を整理した後、この件に関するこれまでの議論の経緯を簡潔に説明する。

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