米国最大手銀行のレバレッジ比率緩和へ

トレーディング勘定で保有する米国国債をSLRの分母から除外?

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  • ニューヨークリサーチセンター 主任研究員(NY駐在) 鈴木 利光

サマリー

◆2025年6月27日、連邦準備制度理事会(FRB)・連邦預金保険公社(FDIC)・通貨監督庁(OCC)は共同で、米国の最大手銀行に対するレバレッジ比率の緩和を提案している。

◆背景には、膨張し続ける米国国債の流動性懸念がある。

◆この提案は、邦銀にとって、米国の最大手銀行との間で、米国国債を用いたレポ形式の取引が現状よりも容易になるかもしれない、というメリットをもたらし得る。

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