D-SIBsのリストとバッファー水準の指定

【金融庁告示】4社に0.5%のバッファーを2016年から段階的に賦課

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  • ニューヨークリサーチセンター 主任研究員(NY駐在) 鈴木 利光

サマリー

◆2015年12月4日、金融庁は、国際合意に沿って、グローバルなシステム上重要な銀行(G-SIBs)及び国内のシステム上重要な銀行(D-SIBs)を指定している。


◆G-SIBsには、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループが指定され、それぞれ1.5%、1.0%、1.0%のG-SIBsバッファーを適用する。


◆D-SIBsには、三井住友トラスト・ホールディングス、農林中央金庫、大和証券グループ本社、野村ホールディングスが指定され、それぞれ0.5%のD-SIBsバッファーを適用する。


◆G-SIBsバッファー及びD-SIBsバッファーの適用は、2016年から2019年にかけて段階的に実施される。

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