2019年07月10日
サマリー
◆2019年5月31日、一括清算法の改正法が成立している。
◆改正の目的は、デリバティブ取引に係る当初証拠金(IM)の清算に関し、グローバル・スタンダードとなっている、「カストディ方式」に基づく担保授受を容認することにある。
◆改正法の施行日は未定だが、新たに地方銀行や保険会社等も適用対象に含まれる見込みの「IMビッグバン」(2020年9月1日)には間に合う予定となっている。
◆今回の一括清算法の改正は、BCBS/IOSCOの「中央清算されないデリバティブ取引に係る証拠金規制の最終フェーズ実施に関するステートメント」(2019年3月5日公表)と併せて、IMビッグバンで2020年9月1日以降にIM授受が求められる本邦デリバティブ市場参加者にとって、当初想定していた規制対応コストの大幅な削減に繋がることが期待されている。
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