2019年10月23日
サマリー
高齢化社会の進展の中、個々人が自助として資産形成や管理に取り組んでいくために、それを支えるインフラとしての法制面の対応も求められる。
機能別・横断的な金融法制は、今後、資産運用分野においても進められることが予想される。その中で、助言サービスや情報提供サービスは、比較サイトやランキング情報サイトを含めて、その在り方が議論となる。
情報技術(AIなど)に関しては、例えば、ロボ・アドバイザーの利点を活かしつつ、その課題に対処することや、資産運用における情報の利活用の在り方などが論点となる。
資産運用の重要性が増せば、その金融システムの安定への影響も増すことが予想される。例えば、国際的にも関心が高まっているファンドの流動性規制などが注目されるだろう。
税制面について、政府は、社会保障審議会の企業年金・個人年金部会や税制調査会にて、老後の資産形成のための税制改革を検討している。国民の自助を促進できる税制構築に向けた議論の進展が期待される。

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