手段としてのエンゲージメントと議決権行使
長期投資VS短期志向 第8回
2015年01月05日
サマリー
長期投資とは、投資家が投資先企業と対話(エンゲージメント)をすることや、投資先企業の株主総会の議案に対して議決権を行使することであるとの見解を紹介してきました。しかし、エンゲージメントや議決権行使それ自体は、単なる手段であって、長期投資とも短期志向とも直接関係していません。
今回は、長期投資における期待されるエンゲージメントや議決権行使に関連する周辺的な状況を概観します。
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