2015年9月の国連サミットにおいてSDGs(持続可能な開発目標)が採択されました。背景には、社会全体が持続的に成長するためには「経済」「社会」「環境」の3つの側面からバランスのとれた開発を行う必要があるという考えがあり、目標達成のため、様々なステークホルダーが連携して取り組むことが求められています。金融は資金の流れを通じて経済を動かすという大きな役割を持っており、様々な取り組みを通じてSDGsの達成に貢献することが期待されます。このシリーズでは、SDGsの達成に向けて金融が果たすべき役割について考えていきます。