2014年12月08日
サマリー
長期投資の意味合いを特定のプロジェクトや企業を念頭に置いた投資であるとする政策提言を前回は紹介しました。今回は、もう一つの長期投資、つまり投資家が投資先企業の持続的成長を実現するために経営に積極的に関わっていくことが長期投資であるという見方を取り上げます。こちらは同じ長期投資という用語を使ってはいても、インフラや温暖化対策などへの投資とはあまり深い関係を持ちません。投資家、特に株主が特定の投資先企業に向けて様々な働きかけをすることが長期投資の要素であると考えて、そのような行動を促すことを目的とした政策提言が出されています。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
長期投資の拡大を目指すフランスの2倍議決権制度
長期投資VS短期志向 第11回
2015年08月04日
-
長期投資実現の障害は何か?
長期投資VS短期志向 第10回
2015年01月19日
-
ガバナンス・コードにおける長期投資
長期投資VS短期志向 第9回
2015年01月13日
-
手段としてのエンゲージメントと議決権行使
長期投資VS短期志向 第8回
2015年01月05日
-
株主総会での議決権行使と長期投資
長期投資VS短期志向 第7回
2014年12月22日
-
投資家と企業の対話を促す「長期投資」
長期投資VS短期志向 第6回
2014年12月15日
-
投資商品の性格に着目した「長期投資」
長期投資VS短期志向 第4回
2014年12月01日
-
「長期投資」とは保有期間を長くする投資ではない
長期投資VS短期志向 第3回
2014年11月25日
-
いろいろな定義がある「長期投資」
長期投資VS短期志向 第2回
2014年11月17日
-
長期投資を拡大するための四半期開示見直し
長期投資VS短期志向 第12回
2015年08月26日
関連のレポート・コラム
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
米金融政策を占うジャクソンホール会議の注目点は?
市場が期待するほどの大幅な利下げの示唆は期待しにくい
2024年08月16日
-
ハリス氏はトランプ氏に勝てるのか?そして、米国経済の行方は?
トランプ氏の優勢は継続、トランプ・リスクの発現は議会選挙とトランプ氏の匙加減次第
2024年08月02日
-
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
-
「国債買入減額」と「追加利上げ」が長期金利と経済活動に与える影響は限定的か
2024年7月金融政策決定会合で日銀は金融緩和の縮小姿勢を明確化
2024年07月31日
-
「適温」なドル円相場は130円台?
ただし10円の円高で実質GDPは0.2%悪化
2024年08月14日
米金融政策を占うジャクソンホール会議の注目点は?
市場が期待するほどの大幅な利下げの示唆は期待しにくい
2024年08月16日
ハリス氏はトランプ氏に勝てるのか?そして、米国経済の行方は?
トランプ氏の優勢は継続、トランプ・リスクの発現は議会選挙とトランプ氏の匙加減次第
2024年08月02日
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
「国債買入減額」と「追加利上げ」が長期金利と経済活動に与える影響は限定的か
2024年7月金融政策決定会合で日銀は金融緩和の縮小姿勢を明確化
2024年07月31日
「適温」なドル円相場は130円台?
ただし10円の円高で実質GDPは0.2%悪化
2024年08月14日