TOPIXウエイトランキング
2006年03月15日
3回に分けて行われるTOPIXの浮動株指数への移行のうち、第2回反映が2006年2月28日に行われた。その結果、03年11月にNTTドコモの時価総額を追い越して以来、TOPIXウエイトが首位であったトヨタ自動車に代わって、三菱UFJフィナンシャル・グループのTOPIXウエイトが最大となった。これは、トヨタ自動車に比べ三菱UFJフィナンシャル・グループの浮動株比率が高いことが要因である。また、上位5位までにメガバンクが3社もランクインするなど、業種別に見て銀行業のウエイトが高い。一方、06年2月28日現在の日経平均の組み入れ比率上位銘柄には、アドバンテスト(3.47%)、京セラ(2.71%)、ファーストリテイリング(2.65%)、ファナック(2.58%)、TDK(2.13%)が挙がり、値がさ株を中心とする電気機器のウエイトが高いことがうかがえる。今後組み入れ業種の違いが両指数にどのような影響を与えるか注目される。
注)時価総額は「(TOPIXを計算する際の)指数用上場株式数×第2回反映後の浮動株比率」から算出。 出所)株価データ、東証より大和総研作成 |
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