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週末効果で月曜日が株安、水曜日は反発

2006年07月25日

吉野 貴晶

近年の日本株は月曜日に株が安い傾向が強い。今年の4月以降、株式市場が調整トレンドとなっているが、新興国市場の株価急落から日経平均が16000円を割り込み、世界株安の調整色を強めた5月22日も月曜だった。

古くからの統計でも月曜安の傾向が強い。東証が戦後再開した1949年5月以降でTOPIX騰落率を曜日別で集計すると、月曜日の平均騰落率は年率に直すと18%の下落である。一方、最も株価が上昇するのは水曜日の17%。何故こんな現象がおこるのか?

実は、週末効果という法則が株価にはある。悪いニュースは週末の休日に出やすい。何故なら休日に公表すると、株式の市場での取引まで間があるため、投資家が冷静に受け止める時間の猶予となるからだ。

一方、水曜は何故株価が高いか?これは週初からの下げ過ぎに対する株価の反発だろう。そして、火曜日も株価が安い。この理由は米国株の月曜効果を受けたものだ。例えば時差の関係でブラックマンデーの影響は、日本では翌日の火曜日に表れた。日経平均は過去最大の14.9%下落した。

更に、株価は木曜から金曜にかけて平均的に高い傾向となっている。

月曜日は週末効果で株価が安い。火曜日は米国の週末効果に引きずられて日本株が安い。水曜日は下げ過ぎに対して反発する傾向がある。週末効果を投資に活かせば、火曜の終値で投資して、金曜の夕方に手仕舞うスイングトレードが考えられる。

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