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水素社会の兆し 第5回

水素技術の現状と課題

2014年07月14日

大澤 秀一

サマリー

◆「水素」が新しいエネルギーとして一般市民に受け入れられるためには、基本的な水素の物性や燃料電池の発電原理、水素の供給連鎖(サプライチェーン)の各段階で使われる技術について、ある程度理解されることが必要だろう。また、国や事業者はそのことをできるだけ正確に伝える責任がある。


◆水素の安定供給(Energy Security)を第一とし、経済効率性(Economic Efficiency)の向上による低コストでの供給が可能と思われている方法は、今のところ、化石燃料を原料とする製造方法が多い。環境への適合(Environment)が図られる水素社会を実現するには、安価で高効率な水電解技術のイノベーションや、再生可能エネルギー及びCCSの導入拡大などが鍵になる。


◆我々は今、水素という新しいエネルギーを手に入れつつある。生活や産業活動で利用できるエネルギーの選択肢が広がり、これまで以上に効率的なエネルギー社会が構築されることに期待したい。

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