見て、聞いて、ちょっと未来を考える 第2回

ぬるい水の力~新砂三丁目地区冷暖房事業~

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サマリー

電力は、高温の熱を使って蒸気を作り、その蒸気でタービンを回して作る方法が一般的です。これは、あるエネルギー(熱)から別のエネルギー(電力)に転換していることになるのですが、投入したエネルギーよりも少ないエネルギーしか得られません。この損失を「転換損失」といいます。こうして作られた電力でお湯を沸かすと、ここでも転換損失が発生します。つまり、給湯などの熱需要に対しては、熱供給する方が転換損失を減らせます。今回は、下水処理に伴って発生する「熱」を利用して複数の建物に冷水・温水という熱を供給している「新砂三丁目地区冷暖房事業」に関するお話を伺いました。


第1回 下水と電力の関係 ~葛西水再生センター~

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