中間配当拡大の動きと株主満足度向上への取り組み
2005年10月17日
最近、新たに中間配当を開始する企業や、中間配当額を増額する企業が増えている。2005年度予想を用いて東証1部上場の銘柄(内国株)を集計したところ、中間配当実施予定企業数は1,000社を超え、予想配当金総額も2兆円に迫る勢いであった。これは企業数で60%以上に相当し、年間配当金総額の40%以上を占めている。あくまでも05年度は現時点での予想であり、上期も堅調な業績との見通しから、中間配当の上乗せも期待されるだけに、さらに伸びることも予想される。
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