ヘッジファンド投資における注意点
2005年02月10日
| 企業年金における資産運用では、時価を意識した会計制度における積立不足の認識と債券・株式市場の低迷により、ヘッジファンド投資へのニーズが高まっている。また最近では分散投資の効用がより見直され、収益機会の拡大を目的として、証券化商品や不動産投資等の運用商品の売り込みも活発になってきている。 このような複雑な商品に投資するにあたっては、どのような点に注意するべきであろうか? 米国のSEC(米国証券取引委員会)では、急増する投資ニーズと、ファンド・オブ・ファンズによるヘッジファンドの小口販売を意識して、個人投資家に以下のような注意を促し始めた。
企業年金におけるヘッジファンド投資では受託者責任を念頭に置くと、プラン・スポンサーは委託する運用について、少なくとも「運用の内容」、「内包するリスク」を把握して、またそのリスクが顕在化していないか「定期的なモニタリング」が必要であると思われる。 そのためにも、充分な運用の説明や情報開示が行われる商品を選択するだけではなく、その内容を加入者に咀嚼して伝えられるよう備えるべきであり、必要があれば、第三者のサポートを求めてもよいであろう。 |
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
関連のレポート・コラム
最新のレポート・コラム
-
FOMC 3会合連続で0.25%の利下げを決定
2026年は合計0.25%ptの利下げ予想も、不確定要素は多い
2025年12月11日
-
大和のクリプトナビ No.5 2025年10月以降のビットコイン急落の背景
ピークから最大35%下落。相場を支えた主体の買い鈍化等が背景か
2025年12月10日
-
開示府令の改正案が公表(2026年から一部適用)
有価証券報告書のサステナビリティ情報、人的資本、総会前開示に関する改正案
2025年12月10日
-
2025年12月日銀短観予想
輸出不振や原材料高で製造業の業況判断DI(最近)は悪化を見込む
2025年12月10日
-
日中関係悪化、中国は自国経済・社会の不安定化回避を優先か
2025年12月10日

