2017年10月30日
サマリー
2017年のノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学大学院のリチャード・セイラー教授は、長期投資を行える資金であっても、損失を頻繁に経験するとリスク運用を回避する傾向が生まれると論じました。こうした心理的傾向を克服するには、運用評価の頻度を少なくすることが有効であると主張しています。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
行動経済学を活用した確定拠出年金奨励策
長期投資VS短期志向 第22回
2017年12月11日
-
「ナッジ」で変える個人投資家行動
オバマ政権が行動科学の応用に関する大統領令を発出
2015年12月04日
-
セイラー教授の長期投資-株式100%運用の勧め-
長期投資VS短期志向 第20回
2017年10月16日
同じカテゴリの最新レポート
-
米国の自社株買い課税の税率大幅アップへ
長期投資VS短期志向 第28回
2023年03月27日
-
自社株買い課税で短期志向是正を図る米国
長期投資VS短期志向 第27回
2022年08月19日
-
岸田新首相が四半期開示見直しを提案
長期投資VS短期志向 第26回
2021年10月04日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
「相互関税」による日本の実質GDPへの影響は最大で▲1.8%
日本に対する相互関税率は24%と想定外に高い水準
2025年04月03日
-
「相互関税」を受け、日米欧中の経済見通しを下方修正
2025年の実質GDP成長率見通しを0.4~0.6%pt引き下げ
2025年04月04日
-
米国による25%の自動車関税引き上げが日本経済に与える影響
日本の実質GDPを0.36%押し下げる可能性
2025年03月27日
-
2025年の日本経済見通し
1%台半ばのプラス成長を見込むも「トランプ2.0」で不確実性大きい
2024年12月20日
-
日本経済見通し:2025年3月
トランプ関税で不確実性高まる中、25年の春闘賃上げ率は前年超えへ
2025年03月24日
「相互関税」による日本の実質GDPへの影響は最大で▲1.8%
日本に対する相互関税率は24%と想定外に高い水準
2025年04月03日
「相互関税」を受け、日米欧中の経済見通しを下方修正
2025年の実質GDP成長率見通しを0.4~0.6%pt引き下げ
2025年04月04日
米国による25%の自動車関税引き上げが日本経済に与える影響
日本の実質GDPを0.36%押し下げる可能性
2025年03月27日
2025年の日本経済見通し
1%台半ばのプラス成長を見込むも「トランプ2.0」で不確実性大きい
2024年12月20日
日本経済見通し:2025年3月
トランプ関税で不確実性高まる中、25年の春闘賃上げ率は前年超えへ
2025年03月24日