就活ルールの新たな枠組み作り
大和総研の働き方教室 <特別版>
2018年09月10日
サマリー
<構想>
(1)利害関係のない中立的で信頼できる立場の組織を作り、就活に関する「理念」と「指針」を毎年策定し、記者会見して公表する
(2)採用する側の企業や経済団体は、その「理念」と「指針」を尊重する旨のコメントを公表する
<理念(案)>
①学生の学びの機会が確保されるよう、できる限り配慮する
②若者が社会で活躍する機会を広げる
③それらによって、社会や経済の発展に寄与する
<指針(案)>
①説明会やインターンシップなどの活動は、大学3年生の8月第1土曜日以降を目途に始める
②採用予定者の半数以上の選考は、大学3年生の3月第1土曜日以降を目途に始める
③学生の意思確認のための招集は、大学4年生の6月第1土曜日以降を目途に行う
※時期や文面については、あくまでも例示であり、詳細に検討する余地がある
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