サマリー
◆2023年4月の全国コアCPI(除く生鮮食品)は前年比+3.4%となった。全国新コアコアCPI(除く生鮮食品、エネルギー)は同+4.1%と、前月から0.3%pt上昇した。CPIの持つ歪み(上方バイアス)が抑えられた連鎖方式の指数(季節調整値)で物価の推移を確認すると、新コアコアCPIは3カ月連続で前月比+0.5%となった。年率換算すれば+6%程度という非常に速い上昇ペースを維持しており、物価の上昇基調は引き続き強い。
◆先行きの物価は賃金上昇率の高まりにより上昇基調を維持するとみている。2023年春闘では賃上げ率が大幅に高まる見込みだ。人件費の増加を理由にサービスなど幅広い品目で値上げが行われ、欧米のような持続性の高いディマンドプル・インフレへと変化する可能性が高まっている。
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