サマリー
◆【企業部門】2023年1月の輸出、生産はいずれも前月から減少した。輸出数量指数は前月比▲2.9%と3カ月連続で低下した。中国の春節が1月にずれたことや、米欧の景気減速が押し下げ要因となった。鉱工業生産指数は同▲4.6%と3カ月ぶりに低下した。
◆【家計部門】2023年1月の消費は総じて見れば前月から増加し、雇用環境は回復傾向が継続した。家計調査ベースで見た二人以上世帯の実質消費支出は前月比+2.7%と3カ月ぶりに増加した。雇用関連指標のうち、完全失業率は2.4%と前月から低下した。有効求人倍率は1.35倍と前月から低下したが、このところ減少傾向にあった求職者数の増加が主因で、新規求人倍率は横ばいだった。
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