サマリー
◆2025年12月の生産指数は前月比▲0.1%と2カ月連続で低下した。内訳を見ると、生産用機械工業や化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)などの減産が押し下げ要因となった。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
◆先行きの生産指数は、軟調な推移を見込む。米トランプ政権による高関税政策(トランプ関税)への対応として、米国における販売価格の引き上げや現地生産・調達の増加などは対米輸出減少の要因となり、生産を下押しするとみている。加えて、中国の景気減速懸念や日中関係の悪化も国内生産を押し下げるリスク要因だ。
◆2026年2月6日に公表予定の25年12月分の景気動向指数は、先行CIが前月差+0.1ptの110.0、一致CIが同▲0.5ptの114.4と予想する。この予測値に基づくと、25年12月の基調判断は機械的に「下げ止まり」に据え置かれる。
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