サマリー
◆2025年9月の生産指数は前月比+2.2%と3カ月ぶりに上昇し、コンセンサスを上回った。内訳を見ると、生産用機械工業や無機・有機化学工業などの増産が押し上げ要因となった。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
◆先行きの生産指数は軟調な推移が続くだろう。米トランプ政権による高関税政策(トランプ関税)への対応として、米国における販売価格の引き上げや現地生産の拡大などは輸出減少の原因となり、生産の下押し要因となる。トランプ関税を巡る国内外の動向や経済活動への影響を引き続き注視する必要があるだろう。
◆2025年11月10日に公表予定の9月分の景気動向指数は、先行CIが前月差+0.5ptの107.5、一致CIが同+1.7ptの114.5と予想する。この予測値に基づくと、9月の基調判断は機械的に「下げ止まり」に据え置かれる。
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