サマリー
◆2023年12月の消費は前月から概ね横ばいだった。財消費のうち、百貨店商品販売額やアパレル販売額は新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比で前月から伸び率が低下した。新車販売台数は11月に続いて減少した(大和総研による季節調整値)。サービス関連のうち、宿泊者数、外食売上高では2019年同月比で11月から伸び率が高まった。
◆2024年1月の消費は2023年12月から減少したとみている。財消費のうち、百貨店大手3社の既存店売上高はまちまちな結果となった。新車販売台数は前月から大幅に減少した。サービス消費のうち、東海道と山陽、北陸新幹線の輸送量は2019年同月比で前月から伸び率が低下した。JCBが集計した宿泊消費額は12月から増加した一方、外食消費額は減少した。移動人口は、2019年同月比で2023年12月から回復した。
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