サマリー
◆2023年10月の家計調査における二人以上世帯の実質消費支出は前月比▲0.1%、振れの大きな項目を除いた実質消費支出(除く住居等)は同▲0.7%といずれも減少した。供給側統計である商業動態統計の名目小売販売額は同▲1.6%、CPIの財指数で実質化した小売販売額は同▲2.9%だった。2023年10月の個人消費は前月から減少したと判断される。
◆2023年11月の個人消費は前月から小幅に減少したとみている。12月以降は緩やかに持ち直すだろう。賃金上昇率の高まりなどが個人消費を下支えするとみている。他方、物価高は引き続き懸念材料だ。実質所得の減少などを背景に個人消費の回復が遅れる可能性には注意する必要がある。
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