2026年1-3月期GDP(2次速報)

実質GDP成長率はプラス幅が縮小し、設備投資はマイナス転換

RSS

2026年06月08日

サマリー

◆2026年1-3月期の実質GDP成長率は前期比年率+1.8%(前期比+0.5%)に改定された。2四半期連続のプラス成長になったのは1次速報と同様だが、プラス幅が縮小した。政府消費や住宅投資などが上方修正されたものの、1次速報で前期比+0.3%だった設備投資は同▲0.7%へと大幅に下方修正された。個人消費や輸出など幅広い需要項目が増加しており、総じてみれば、中東情勢の悪化による1-3月期のGDPへの影響は限定的だったことが改めて確認された。

◆4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率+0.5%と小幅ながらも3四半期連続のプラス成長を見込んでいる。サプライチェーンの混乱は一部で発生しているものの、経済活動全般への波及は限定的で、個人消費や設備投資は増加するだろう。7-9月期以降のリスク要因は引き続き中東情勢だ。原油高の影響が一段と広がるとみられるほか、アジア向け輸出などの減少を通じた間接的な影響も考えられる。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

同じカテゴリの最新レポート