サマリー
◆【企業部門】2023年6月の輸出、生産はともに前月から増加した。輸出数量指数は前月比+3.3%と、自動車関連財の押し上げなどにより2カ月ぶりに上昇した。鉱工業生産指数は同+2.4%と2カ月ぶりに上昇した。自動車の挽回生産による部品の増産などを受け、自動車工業が全体を押し上げた。
◆【家計部門】2023年6月の消費は総じて見れば足踏みが継続した。他方、雇用環境は改善が進んだ。家計調査ベースで見た二人以上世帯の実質消費支出は前月比+0.9%と5カ月ぶりに増加した。雇用関連指標のうち、完全失業率は2.5%と前月から低下した。内訳を見ると、失業者は減少し、就業者は増加に転じた。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
経済指標の要点(6/15~7/19発表統計分)
2023年07月19日
-
経済指標の要点(5/17~6/14発表統計分)
2023年06月14日
-
経済指標の要点(4/20~5/16発表統計分)
2023年05月16日
-
経済指標の要点(3/16~4/19発表統計分)
2023年04月19日
関連のレポート・コラム
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
日本経済見通し:2024年2月
2025年度にかけて1%前後のプラス成長と2%インフレを見込む
2024年02月22日
-
ビットコイン現物ETF、日本で組成可能か?
米SEC承認を受けて、日本で導入することの法制度上の是非を考察
2024年02月13日
-
第220回日本経済予測(改訂版)
賃上げの持続力と金融政策正常化の行方①自然利子率の引き上げ、②投資と実質賃金の好循環、を検証
2024年03月11日
-
日本経済見通し:2024年3月
24年の春闘賃上げ率5%超えを受け、日銀はマイナス金利政策を解除
2024年03月22日
-
2024年の日本経済見通し
緩やかな景気回復と金融政策の転換を見込むも海外経済リスクに注意
2023年12月21日
日本経済見通し:2024年2月
2025年度にかけて1%前後のプラス成長と2%インフレを見込む
2024年02月22日
ビットコイン現物ETF、日本で組成可能か?
米SEC承認を受けて、日本で導入することの法制度上の是非を考察
2024年02月13日
第220回日本経済予測(改訂版)
賃上げの持続力と金融政策正常化の行方①自然利子率の引き上げ、②投資と実質賃金の好循環、を検証
2024年03月11日
日本経済見通し:2024年3月
24年の春闘賃上げ率5%超えを受け、日銀はマイナス金利政策を解除
2024年03月22日
2024年の日本経済見通し
緩やかな景気回復と金融政策の転換を見込むも海外経済リスクに注意
2023年12月21日