ダイバーシティに逆風:女性取締役選任義務付けは憲法違反

女性取締役選任を義務化したカリフォルニア州法にも違憲判決

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サマリー

◆2018年にカリフォルニア州は、女性を上場会社の取締役に一定数選任することを義務付ける州法を制定した。

◆保守系団体から同法が無効であるとの判断を求められたロサンゼルス郡裁判所は、2022年5月13日に州憲法の定める平等原則違反を理由として、原告勝訴の判決を下した。

◆2022年4月には、上場会社に多様な人種・民族に属する者を一定数取締役に選任すべきと義務付けたカリフォルニア州法への無効判決もでている。カリフォルニア州が全米に先駆けて進めてきた上場会社の取締役会構成におけるダイバーシティ推進に逆風が吹いている。

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