2016年07月13日
サマリー
◆英国の新首相にほぼ決まったテリーザ・メイ内務相が、コーポレートガバナンス改革を含む政策指針を明らかにした。
◆日本のコーポレートガバナンス改革では、英国の取り組みが参考にされることが多々あった。
◆メイ内務相が掲げるコーポレートガバナンス改革の具体案は、英国が長年にわたり取り組んできた経営者報酬の適正化や、約40年前に検討されながら実現しなかった従業員代表取締役の選任など、新規性はないが解決の難しい課題が多く含まれている。
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