サマリー
◆2026年5月の生産指数は前月比+0.5%と、コンセンサス(同+0.6%、Bloomberg調査)を下回ったものの、2カ月連続で上昇した。輸送機械工業(除.自動車工業)がけん引したほか、無機・有機化学工業や石油・石炭製品工業といった業種では最近の減産からの反動で増産となった。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
◆先行きの生産指数は横ばい圏で推移するとみている。AI関連需要などが国内生産の押し上げ要因となろう。ただし、中東情勢の緊迫による供給制約や当該地域向けの輸出の停滞などが、当面の間は下押し要因になり得る。
◆2026年7月7日に公表予定の5月分の景気動向指数は、先行CIが前月差+0.6ptの116.7、一致CIが同+0.4ptの118.5と予想する。この予測値に基づくと、5月の基調判断は機械的に「改善」に上方修正される。
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