2026年3月鉱工業生産

無機・有機化学工業などが減産、中東緊迫化の影響が表れ始めた

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2026年04月30日

サマリー

◆2026年3月の生産指数は前月比▲0.5%と2カ月連続で低下した。内訳を見ると、無機・有機化学工業や汎用・業務用機械工業、石油・石炭製品工業などの減産が下押し要因となった。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。

◆先行きの生産指数は弱含むとみている。AI・データセンター関連需要が国内生産を引き続き下支えするものの、中東情勢の緊迫による供給制約や当該地域向けの輸出の停滞などが下押ししよう。

◆2026年5月12日に公表予定の3月分の景気動向指数は、先行CIが前月差+1.1ptの114.4、一致CIが同+0.3ptの116.6と予想する。この予測値に基づくと、3月の基調判断は機械的に「上方への局面変化」に上方修正される。

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