2026年3月雇用統計

失業率は2.7%と2カ月ぶりに上昇

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2026年04月28日

サマリー

◆2026年3月の完全失業率(季節調整値)は2.7%と、前月から0.1%pt上昇した。失業者数は2カ月ぶりに増加(前月差+1万人)した一方、就業者数は2カ月ぶりに減少(同▲12万人)した。雇用環境に前月から大きな変化は見られなかった。

◆2026年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.18倍(前月差▲0.01pt)と2カ月ぶりに低下した。他方、新規求人倍率は2.15倍(同+0.05pt)と4カ月ぶりに上昇した。

◆先行きの雇用環境は総じて堅調に推移しよう。労働供給が中長期的に減少していく可能性が高いこともあり、企業は高水準の賃上げなど、人材確保に向けた積極的な取り組みを続けている。ただし、下振れリスクは小さくない。中東情勢の緊迫化により、原油等の価格高騰や供給不足が長期化すれば、企業収益の悪化を通じて雇用調整が進む恐れがある。トランプ米政権による高関税政策(トランプ関税)や日中関係の悪化にも引き続き注意が必要だ。

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