サマリー
◆3月の完全失業率(季節調整値)は前月から変わらず2.6%であった。労働市場からの退出が進み、就業者数は前月差▲23万人減少した。
◆3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍、新規求人倍率(同)は2.38倍といずれも前月から上昇した。求人数、求職者数ともに減少したが、求職者数の減少が求人数のそれを上回った。
◆先行きの雇用環境は緩やかな改善が継続するとみている。幅広い業種で人手不足が続く中、労働需要は旺盛だ。積極的な賃上げが進むなど、足元では人手確保に対する動きが加速している。他方、投入コスト上昇が企業収益を圧迫し、労働需要を下押ししている点には引き続き注意が必要だ。
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