サマリー
◆7月の家計調査における二人以上世帯の実質消費支出は前月比▲0.9%と3カ月連続で減少した。前年比ベースでは、+0.7%とプラスになったものの、コンセンサス(同+2.4%)を下回った。一方、商業動態統計の名目小売販売額は前月比+1.1%と2カ月連続で増加した。
◆7月の消費は財・サービスによってまちまちの結果であり、総じて見ると前月から減少した。財消費では耐久財が下支えしたものの、下旬にかけて新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたサービス消費が全体を押し下げた。
◆8月の消費は7月から減少したとみられる。耐久財では気温が平年と比べて低い影響を受けたエアコンや、東京五輪開幕前に需要が急増していたテレビ需要が一服したことで家電が伸び悩んだとみられる。非耐久財・半耐久財についても、全国的な感染拡大に加え、西日本を中心とした豪雨の影響を受け、外出機会が減少したことが影響したようだ。サービス消費も緊急事態宣言の対象地域が拡大したことを受け、大幅な減少は避けられないだろう。
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