サマリー
◆【3月の消費総括】3月の消費は、需要側、供給側ともに小幅に増加した。2019年に入ってからの落ち込みを取り戻すほどの勢いはなく、需要側、供給側ともに昨年末の水準を依然として下回っている。
◆【1-3月期GDP個人消費】2019年1-3月期GDP個人消費は、前期比▲0.1%と、2四半期ぶりに減少したと予想する。1-3月期は、2018年10-12月期に消費を押し上げた自動車販売が新型車効果の剥落により落ち込んだことが重石となったとみられる。
◆【先行き】実質個人消費の先行きは、非常に緩やかに増加するとみている。個人消費の鍵を握る所得について、企業の人手不足感が一層強まる中、正社員化や賃金引き上げに伴う賃金上昇が見込まれる。また、雇用環境の改善を背景に、就業者数が緩やかに増加し、マクロの賃金を押し上げるとみている。ただし、足下で原油価格が上昇していることは実質賃金の下押し要因となろう。
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