サマリー
◆2026年4月の家計調査における二人以上世帯の実質消費支出は、前月比+1.6%と2カ月ぶりに増加した。サービスは減少した一方、財では耐久財を中心に増加した。また、複数の需要側統計を用いて補正した世帯消費動向指数(CTIミクロ)で見た実質消費は同+0.9%だった。供給側統計の商業動態統計では、CPIの財指数で実質化した小売販売額が同+0.7%だった。総じて見れば4月の個人消費は財を中心に前月から小幅に増加したと判断される。
◆先行きの個人消費は緩やかな増加が続こう。26年春闘での賃上げ率は高水準が維持されており、名目賃金の上昇は続くだろう。政府の物価高対策などにより、物価上昇率は一定程度抑制される。ただし、原油高が長期化する場合、非エネルギー分野の価格にも波及し、消費の増加を妨げるだろう。
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