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新興国マンスリー(2015年10月)中国の主戦場は人民元の信認回復

~輸入数量増加は好材料~

2015年10月05日

経済調査部 経済調査部長 児玉 卓

経済調査部 主席研究員 齋藤 尚登

経済調査部 主席研究員 山崎 加津子

経済調査部 エコノミスト 増川 智咲

井出 和貴子

新田 尭之

サマリー

◆中国発の混乱が続いているが、同国の輸入数量の回復は、循環的な中国景気の最悪期が年前半だったことを示唆する。これをきっかけに中国悲観論が後退すれば、世界経済の懸念材料の一つが和らぎ、ひいては金融市場のリスク・オフが高じる可能性も低くなる。


◆中国に関し、残る懸念の最たるものが人民元のマネージメントである。危険な通貨とは、米国の利上げ予想から売られている通貨ではなく、ハードカレンシーへのペッグなどの結果、割高化が進んでいる通貨である。世界最大の外貨準備を保有しているとはいえ、中国も硬直的為替制度のリスクの例外ではあり得ない。

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