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ASEAN資本市場統合の取組み

進捗するも課題も多い

政策調査部 主任研究員 神尾 篤史

サマリー

◆ASEAN(東南アジア諸国連合)では2015年までの経済共同体構築の一環として、資本市場統合を進めている。

◆ASEANの資本フローは、(1)世界経済変調時に資本流出圧力が増す、(2)域内投資が著しく盛んとは言い難い、という特徴を有するため、資本市場統合でこの問題が緩和されていくことが期待される。

◆資本市場の統合は、徐々にではあるが、着実に進んでいると思われる。

◆ただし、進捗状況を把握するための情報公開が十分ではなく、市場関係者への情報共有は不十分といえる。各国の資本取引規制の違いも、統合過程で障害となるだろう。

※ASEANは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10ヶ国で構成。

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