2026年04月02日
サマリー
◆ここまで、5回にわたって、セキュリティトークンの現状について説明をしました。第6回となるこのレポートでは、セキュリティトークンの未来について考えていきます。
◆流動性の改善:現在のセキュリティトークンの大きな課題として、中途売却が難しい点が挙げられます。この問題を解決するために、セキュリティトークンの一部の銘柄については、流通市場での取引が始まっています。今後は取扱い対象の拡大をはじめとして、さらなる発展が期待されます。
◆裏付資産の拡大:現在発行されているセキュリティトークンのほとんどは、不動産・社債を裏付資産としていますが、足元では株式やMMF(マネー・マーケット・ファンド)、地方債など、様々な商品のトークン化が検討されています。
◆トークン化プラットフォームの多様化:クリアすべき課題は多いものの、誰もが自由にアクセスすることができるブロックチェーンである「パブリック型」ブロックチェーン上でセキュリティトークンが発行・管理されるようになれば、ステーブルコインを用いた即時償還の実現など、様々なメリットが期待されます。
◆セキュリティトークン市場は、技術面・制度面共にまだ成長の余地が大きく、10年後、20年後に、今とは大きく姿を変えている可能性もあります。今後のセキュリティトークン市場の量的・質的な拡大が期待されます。
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