2015年02月16日
サマリー
◆COP21に向けて気候変動対策をめぐる国際交渉が進んでいる。今後CO₂排出規制が抜本的に強化されれば、エネルギーに関連する企業には大きな影響が及ぶ可能性がある。
◆世界のエネルギー関連企業のCO₂排出規制リスク対応を見ると、CO₂排出規制を事業リスクと捉える企業は一定の割合に達しているものの、その対応には企業によりかなりの差がある。
◆この問題に関して、欧米の投資家の間では、化石燃料に関連する企業から投資を引き揚げる動き(ダイベストメント)やCO₂排出規制リスクに対応した経営戦略を求める動き(エンゲージメント)が拡大している。
◆環境・社会・ガバナンス(ESG)に着目するESG投資は欧米を中心に拡大している。日本の株式市場における外国人投資家のプレゼンスは増しており、ESG投資が広がるなか、日本の化石燃料関連企業に対しても、CO₂排出規制リスクへの対応を求める声が高まる可能性がある。
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