2014年05月27日
サマリー
◆情報通信産業は我が国の大きな産業であり、ICTを活用した情報システムは社会にとって必要不可欠なものとなっている。情報システムの中心を成す基盤となるデータセンターに、近年、取り巻く環境の変化が見られている。
◆これまでデータセンターは東京圏に一極集中して設置されていたが、東日本大震災以降、データセンターは重要な社会インフラであることが再認識され、BCPの観点から郊外への設置ニーズが強まっている。
◆クラウドやビッグデータといったICT技術の発展によって、データセンターの利用ニーズが強まっている。データセンターの省エネ化や、環境への配慮に関する積極的な情報発信などの対応が求められている。
◆国や地方公共団体においても、データセンターの地域分散化や環境配慮型への転換に向けた取組みが進められている。データセンターを地域のエネルギーマネジメントに取り込んだ、郊外・環境配慮型データセンターへの取組みが重要となる。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
IoT時代のIT投資と「稼ぐ力」
2015年03月20日
-
求められるサイバーセキュリティの人材育成
2014年12月24日
-
PUE
2014年05月27日
-
マイナンバー法[1]
~今国会で成立した個人番号関連法~『大和総研調査季報』 2013年夏季号(Vol.11)掲載
2013年09月02日
関連のレポート・コラム
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
米金融政策を占うジャクソンホール会議の注目点は?
市場が期待するほどの大幅な利下げの示唆は期待しにくい
2024年08月16日
-
ハリス氏はトランプ氏に勝てるのか?そして、米国経済の行方は?
トランプ氏の優勢は継続、トランプ・リスクの発現は議会選挙とトランプ氏の匙加減次第
2024年08月02日
-
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
-
「国債買入減額」と「追加利上げ」が長期金利と経済活動に与える影響は限定的か
2024年7月金融政策決定会合で日銀は金融緩和の縮小姿勢を明確化
2024年07月31日
-
「適温」なドル円相場は130円台?
ただし10円の円高で実質GDPは0.2%悪化
2024年08月14日
米金融政策を占うジャクソンホール会議の注目点は?
市場が期待するほどの大幅な利下げの示唆は期待しにくい
2024年08月16日
ハリス氏はトランプ氏に勝てるのか?そして、米国経済の行方は?
トランプ氏の優勢は継続、トランプ・リスクの発現は議会選挙とトランプ氏の匙加減次第
2024年08月02日
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
「国債買入減額」と「追加利上げ」が長期金利と経済活動に与える影響は限定的か
2024年7月金融政策決定会合で日銀は金融緩和の縮小姿勢を明確化
2024年07月31日
「適温」なドル円相場は130円台?
ただし10円の円高で実質GDPは0.2%悪化
2024年08月14日