2007年下半期ガバナンス回顧(4) エーザイが米製薬企業を買収

~M&A時代を勝ち残るためのガバナンス~

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2008年01月31日

  • 藤島 裕三

サマリー

◆2007年下半期に話題となった経済ニュースを、コーポレートガバナンスの視点から回顧する。第四回目は、エーザイによる積極的なM&A戦略について。

◆エーザイは売上高1兆円・営業利益2,000億円を目指す、意欲的な6 ヶ年の中期経営計画を発表しており、一連のM&Aで達成確度が高まったとする。

◆同社の優れたガバナンス体制は、海外企業を買収する際にはレピュテーションとなり、また買収防衛においては株主のロイヤリティにつながるだろう。

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