2019年06月19日
サマリー
◆2019年5月31日、「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」が可決、成立した。
◆法律の内容は多岐にわたるが、その中に、暗号資産(仮想通貨)デリバティブやICOに対する規制の整備が盛り込まれている。具体的には、金融商品取引法上の各種の定義規定の見直し(暗号資産を「金融商品」に追加、流通性のある投資型ICOトークンを「第一項有価証券」とする)、金融商品取引業者等が暗号資産関連業務を行う場合の規制、暗号資産の売買や暗号資産デリバティブ取引に対する取引規制などである。
◆加えて、金融商品取引法の違反事案の調査における電子データの差押えなどに関する規定の整備も行われている。
◆公布日から起算して1年を超えない範囲内の政令指定日からの施行が予定されている。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
暗号資産(仮想通貨)、ICO、銀行等業務範囲 資金決済法等改正法案の概要
2019年03月28日
-
仮想通貨規制の見直しの方向性(概要編)
仮想通貨デリバティブ、ICOに対する規制も導入予定
2018年12月25日
-
SEC、デジタル資産に関する枠組みを公表
デジタル資産の「証券」該当性判断に関する分析ツール
2019年06月17日
-
資金決済法等改正法 暗号資産交換業者規制の見直し
カストディ業者規制、広告・勧誘規制、分別管理の強化など
2019年06月13日
同じカテゴリの最新レポート
-
コーポレートガバナンス・コード改訂の焦点
企業の自律的な判断と実質を伴う説明が問われる
2026年08月27日
-
株主提案制度への関与を縮小する米国SEC
日本でも会社法改正の中で株主提案権の見直しを検討中
2026年08月20日
-
EUにおける株主確認制度
SRDⅡ(EU第二次株主権利指令)に基づく株主調査の概要と課題
2026年08月07日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

