サマリー
◆2026年7月30日の中国共産党中央政治局会議は、第20期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を10月に開催することを決定した。「全面的で厳正な党内統治」に関する重大問題がテーマだ。今後「政治の季節」が本格的に到来し、体制の引き締めが強化される可能性が高い。経済活動が一部委縮するリスクに注意が必要である。
◆中央政治局会議は2026年下半期の経済運営方針を決定したが、内容は総花的かつ抽象的な記述が多い。5年にわたる不動産不況に関連した政策については、「不動産市場を安定させる」、喫緊の課題である「内巻」(破滅的な価格競争)については、「総合的に内巻式競争を是正する」とあるのみだ。こうした中で、「実際的で有効な刺激策をタイムリーに検討し実行する」という部分は、必要に応じて追加的な景気テコ入れ策が発動されることを示唆している可能性があり、注目される。
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