2014年10月24日
サマリー
◆法制審議会民法(債権関係)部会における民法改正の議論において、いわゆる約款についても検討されている。
◆2014年8月26日に決定された「民法(債権関係)の改正に関する要綱仮案」では、約款に関する部分は保留とされ、今後検討されることとなっている。
◆このレポートでは、最近、約款関係でどのような提案が行われていたかにつき、過去の部会の資料から紹介する。
◆民法で規定すべきと提案された約款(定型約款という用語を創設)の定義、その約款が契約の内容となるための要件、その約款の内容の開示義務、その約款の変更についての要件などが提案されていた。
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