サマリー
金融包摂(すべての人が金融サービスへアクセスできること)はSDGs達成における重要な課題の1つです。しかし、現状では、開発途上国における各種の金融サービスの利用率は先進国と比べて低い状況にあります。金融サービスを利用できれば、金融資産の安全な管理や、起業及び事業の拡大がしやすくなり、個人の経済的な自立が促されると期待できます。こうした観点から、金融包摂は貧困の撲滅やジェンダー平等、産業基盤の育成など広範なSDGs目標に対してアプローチできると言えます。これに対し、近年は、金融包摂を実現する上でFinTechの果たす役割が期待されています。
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