「選挙の年」の総括と、政策面の課題

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2024年11月25日

  • 経済調査部 シニアエコノミスト 佐藤 光

サマリー

稀にみる「選挙の年」は、11月5日の米大統領選挙でほぼ一巡した。主な国・地域の結果は、米国と英国では政権交代となったほか、日本とフランス、台湾では議会において与党が少数派に転落し、インドでは連立政権の組成を余儀なくされ、韓国では元から少数派であった与党勢力が一段と後退した。総じて、選挙前までの与党には厳しい結果になったといえる。加えて、ドイツでは連立政権の崩壊を受けて、2025年2月の総選挙実施が見込まれているが、こちらも現与党の不人気が伝えられている。

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