サマリー
◆2025年4月の生産指数は前月比▲0.9%と3カ月ぶりに低下したが、コンセンサス対比で見れば小幅な低下にとどまった。生産用機械工業や輸送機械工業(除.自動車工業)などの減産が全体を押し下げた。経済産業省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
◆先行きの生産指数は、均して見れば横ばい圏で推移するとみている。米トランプ政権による関税政策の不確実性は高いが、現時点では関税政策が日本経済に及ぼす悪影響は限定的とみている。ただし、海外経済が大幅に落ち込めば輸出の減少を通じて生産指数が押し下げられるリスクがある。関税政策の動向は引き続き注視する必要がある。
◆2025年6月6日公表予定の4月分の景気動向指数は、先行CIが前月差▲3.8ptの104.3、一致CIが同▲0.5ptの115.4と予想する。この予測値に基づくと、4月の基調判断は機械的に「下げ止まり」に据え置かれる。
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