サマリー
◆6月の完全失業率(季節調整値)は2.5%と、5カ月ぶりに低下した。失業者数は前月差▲6万人だった一方、就業者数は同+25万人と比較的大きく増加した。非労働力人口は減少しており、労働参加の進展が就業拡大につながった格好だ。
◆6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.23倍と3カ月連続で低下した一方、新規求人倍率(同)は2.26倍と3カ月ぶりに上昇した。新規求人数、新規求職申込件数ともに減少したが、求職側の減少幅が大きかったことで、新規求人倍率は上昇に転じた。
◆先行きの雇用環境は緩やかな改善が続くとみている。幅広い業種で人手不足が続く中、労働需要は総じて旺盛だ。積極的な賃上げが進むなど、足元では人手確保に対する動きが加速している。他方、投入コストの上昇が企業収益を圧迫し、労働需要を下押ししている点には引き続き注意が必要だ。
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