サマリー
◆【企業部門】2023年12月の輸出と生産はともに前月から増加した。輸出数量指数は前月比+7.7%と2カ月ぶりに上昇した。自動車輸出の復調に後押しされた格好だ。鉱工業生産指数は同+1.4%と2カ月ぶりに上昇した。汎用・業務用機械工業や自動車工業などが全体を押し上げた。
◆【家計部門】2023年12月の消費は総じて見れば前月から減少した。家計調査における二人以上世帯の実質消費支出は前月比▲0.9%と3カ月連続で減少した。また、CPIの財指数で実質化した小売販売額も減少した。雇用関連指標のうち、完全失業率は2.4%と前月から低下した。内訳を見ると、失業者、就業者数ともに減少した。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
経済指標の要点(12/20~1/23発表統計分)
2024年01月23日
-
経済指標の要点(11/15~12/19発表統計分)
2023年12月19日
-
経済指標の要点(10/19~11/14発表統計分)
2023年11月14日
同じカテゴリの最新レポート
-
経済指標の要点(5/20~6/17発表統計分)
2025年06月17日
-
メタバースは本当に幻滅期で終わったか?
リアル復権時代も大きい将来性、足元のデータや活用事例で再確認
2025年06月11日
-
2025年1-3月期GDP(2次速報)
実質GDP成長率は前期比年率▲0.2%に改善するも民間在庫が主因
2025年06月09日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
日本経済見通し:2025年4月
足元の「トランプ関税」の動きを踏まえ、実質GDP見通しなどを改訂
2025年04月23日
-
中国:2025年と今後10年の長期経済見通し
25年:2つの前倒しの反動。長期:総需要減少と過剰投資・債務問題
2025年01月23日
-
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
-
「反DEI」にいかに立ち向かうか
米国における「DEIバックラッシュ」の展開と日本企業への示唆
2025年05月13日
-
中国:関税115%引き下げ、後は厳しい交渉へ
追加関税による実質GDP押し下げ幅は2.91%→1.10%に縮小
2025年05月13日
日本経済見通し:2025年4月
足元の「トランプ関税」の動きを踏まえ、実質GDP見通しなどを改訂
2025年04月23日
中国:2025年と今後10年の長期経済見通し
25年:2つの前倒しの反動。長期:総需要減少と過剰投資・債務問題
2025年01月23日
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
「反DEI」にいかに立ち向かうか
米国における「DEIバックラッシュ」の展開と日本企業への示唆
2025年05月13日
中国:関税115%引き下げ、後は厳しい交渉へ
追加関税による実質GDP押し下げ幅は2.91%→1.10%に縮小
2025年05月13日