サマリー
◆【企業部門】2023年9月の輸出と生産はともに前月から増加した。輸出数量指数は前月比+6.1%と2カ月ぶりに上昇した。自動車の挽回輸出の継続や、半導体製造装置などの持ち直しが背景だ。鉱工業生産指数は同+0.2%と3カ月ぶりに上昇した。自動車工業における普通乗用車が全体を押し上げた。
◆【家計部門】2023年9月の消費は総じて見れば前月から小幅に減少し、雇用環境は緩やかに改善した。家計調査ベースで見た二人以上世帯の実質消費支出は前月比+0.3%だった一方、商業動態統計における実質小売販売額は同▲0.3%だった。雇用関連指標のうち、完全失業率は2.6%と前月から低下した。内訳を見ると、失業者は減少し、就業者は増加した。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
執筆者のおすすめレポート
-
経済指標の要点(9/20~10/18発表統計分)
2023年10月18日
-
経済指標の要点(8/17~9/19発表統計分)
2023年09月19日
-
経済指標の要点(7/20~8/16発表統計分)
2023年08月16日
関連のレポート・コラム
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
米金融政策を占うジャクソンホール会議の注目点は?
市場が期待するほどの大幅な利下げの示唆は期待しにくい
2024年08月16日
-
ハリス氏はトランプ氏に勝てるのか?そして、米国経済の行方は?
トランプ氏の優勢は継続、トランプ・リスクの発現は議会選挙とトランプ氏の匙加減次第
2024年08月02日
-
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
-
「国債買入減額」と「追加利上げ」が長期金利と経済活動に与える影響は限定的か
2024年7月金融政策決定会合で日銀は金融緩和の縮小姿勢を明確化
2024年07月31日
-
「適温」なドル円相場は130円台?
ただし10円の円高で実質GDPは0.2%悪化
2024年08月14日
米金融政策を占うジャクソンホール会議の注目点は?
市場が期待するほどの大幅な利下げの示唆は期待しにくい
2024年08月16日
ハリス氏はトランプ氏に勝てるのか?そして、米国経済の行方は?
トランプ氏の優勢は継続、トランプ・リスクの発現は議会選挙とトランプ氏の匙加減次第
2024年08月02日
信用リスク・アセットの算出手法の見直し(確定版)
国際行等は24年3月期、内部モデルを用いない国内行は25年3月期から適用
2022年07月04日
「国債買入減額」と「追加利上げ」が長期金利と経済活動に与える影響は限定的か
2024年7月金融政策決定会合で日銀は金融緩和の縮小姿勢を明確化
2024年07月31日
「適温」なドル円相場は130円台?
ただし10円の円高で実質GDPは0.2%悪化
2024年08月14日